YES 「こわれもの」「危機」再現ツアー 2014/11/23


2014/11/23に東京ドームシティーホールでのYESライブに行ってきた。今回はなんと、名盤「Close To The Edge」「fragile」の還元再現ツアー!YESのアルバムをお勧めするならどちらかを勧めるというくらい甲乙つけがたいアルバム。でもどちらも素人にはおすすめできない一品でもある。10分超えの曲に抵抗があるようならば、、、。

オープニング

待ち合わせていた友人が仕事で遅れてギリギリになっちゃった。沢山の人が入場していく中、遅れてくる友人を待つ。しらないおっちゃんに「チケット余りそう?」とか聞かれるくらいまってた。
やっと来た友人と、17:00開演で17:00に入場した。グッズ売り場に誰も並んでなかったから先グッズを買っちゃった。
実は前から9列目でステージにすごい近かった。いいだろ?スティーブ・ハウの側に位置していたから、手元がしっかり見えたよ。

Close to the Edge

グッズ買ってたら遅れてしまった。オープニングの曲が終わってメンバーが入場している時に同時に入場した。
着席と同時にキャラキャラいう音が聞こえてくる。ここ1ヶ月ほど聞いてきたのでSEだけでわかる。Close to the Edgeだ。前回見に行ったライブでは演奏されなかったが、今回は再現ツアーであるので演奏されることはわかっていた。だが一発目からこれとは。
ギターとドラムとベースとキーボードがそれぞれ好き勝手やってるように見えて調和が訪れる。そんな曲。高い演奏力がなければただ単に拍が取れてない曲になって終わってしまう。この曲を生で聞いて盛り上がれないわけがない。

And You And I

邦題は同志。ギター一本の静かなイントロから始まる。アコースティックなコードが流れ、そしてスライド・ギター。スティーブ・ハウを眺めてて楽しい曲。
スクリーンいロジャー・ディーンの絵が映っていたのもよかった。Close To The Edgeは3D人間が座禅組んでるような映像だったけど、YESはやはりロジャー・ディーンの絵が合う。

Siberian Khtaru

なにげにベストソングと思っている。

超カッコイイ。YESのライブで聞きたかった曲No1。アウトロのDa!! Da!!という掛け声ピッタリはまっててよかった。

新アルバムよりの演奏

Believe AgainとThe Gameという曲が演奏された。新しいアルバムは聞いてないのだが、あまりYESっぽい感じがしなかった。YESの曲って無理矢理にでも幻想空間に引きずり込んでいくところに特徴があると思うけど、これらはそうはなかった。どちらかというとASIAとかに近い感じかな。
スティーブ・ハウがギターを初めてストラトに持ち替えていた。でも、普段良く聞くストラトの音じゃなかった。カントリー超の音を出していた。耳馴染みがない。。。

Roundabout

そしてfragileが始まる。Close To The Edgeはアルバムが全3曲だけど、こちらはバラエティ豊かな全9曲。ライブ的には後半の開始かな。
このRoundaboutは短調と長調を行ったり来たりする。短調のモチーフと長調のモチーフが同じだから面白い曲。サビの後の展開で盛り上がった後、ふと一瞬で静かになる。シーケンサーだけが残った中で再びイントロのモチーフが現れる。
そういえばジョジョのアニメでEDで流れていたなぁ。

5% for Nothing

ちょっと飛ばして。短い曲なんだけど、生で聞くとおもしろい。あまりにも短いので次の、Long Distance Runaroundを盛り上げるための前奏曲と思い込むと面白い。カオティックな雰囲気が盛り上がる。

Long Distance Runaround 〜 Fish

珍しく縦ノリを意識したような曲。手拍子に最適。変拍子いっぱいのプログレで手拍子も指南の業だが。Long Distanceで平和な雰囲気を感じていると、間もなくFishが始まる。7/4拍子。これはベースのクリスがメインに出てくる。ブリブリした音でのソロパート。空間を震わせるベース音、たまらんね。Fishに入ってからボーカルは袖にひっこんでいた。最後のコーラスは、ボーカル抜きでハウ先生とクリスと、ジェフらが行っていた。

Mood for a Day

スティーブ・ハウのソロ曲。フラメンコ調の曲。ランディ・ローズの
途中、ハウが場を盛り上げるように手を挙げていた。それまで比較的淡々と演奏してたのでちょっと驚いた。

Heart Of the Sunrise

まぁ、この曲のイントロもなっがいからずっとボーカル引っ込んでいられるよね。そして、YESの激しい部分を凝縮したような曲。燃える朝焼けとはいい邦題。イントロが落ち着き、転調を繰り返しながらその中でボーカルが入ってくる。違和感を感じない構成がすごい。

アンコール

I’ve Seen All Good PeopleとOwner of a Lonely Heartが演奏された。Owner ofは全く想像してなかったから始まった瞬間ビックリした。スティーブ・ハウのストラトがディストーションサウンドを出していた。こっちのほうが珍しかった。

セットリスト

  1. オープニング(聞き逃して何かわからない。火の鳥?)
  2. Close to the Edge(Close to the Edge)
  3. And You And I(Close to the Edge)
  4. Siberian Khatru(Close to the Edge)
  5. Believe Again(Heaven & Earth)
  6. The Game(Heaven & Earth)
  7. Roundabout(fragile)
  8. Cans and Brahms
  9. We Have Heaven
  10. South Side of the Sky
  11. 5% for Nothing
  12. Long Distance Runaround
  13. Fish
  14. Mood for a Day
  15. Heart of the Sunrise
  16. アンコール
  17. I’ve Seen All Good People
  18. Owner Of A Lonely Heart

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