The Brian Setzer Orchestra 20th Anniversary Tour 2014/5/19


2014/5/19 渋谷公会堂にてBrian Setzer Orchestraのライブに行ってきた。どうやらOrchestraとしては5年ぶりらしい。Brian Setzer単体でお面白そうだが、やはりOrchestraで見たい。
Wikipediaを見たほうが早いだろうが、簡単に来歴を説明する。Brian Setzer自身はStray Catsというロカビリーバンドで一世を風靡した。その後、自身の名を冠したビッグバンド編成のBrian Stezer Orchestraを結成する。

このCM曲などは聞き覚えあるのでは?。

開演前

19時からの開演だが、18時前くらいに会場に到着。グッズが買いたくて早めに行った。渋谷駅から渋谷公会堂まで歩いて行ったが、他のハードロック・ヘヴィメタルライブと違って、途中の道路で同志をあまり見かけなかった。ハードロックライブなんかだと、結構AC/DCやJudas PriestなんかのTシャツを着ている人を見かける。みんな同じ方向に向かって同じ系統のTシャツを着ているのだが、妙な統一感というか連帯感というか。そういうのはあまり感じなかった。
だが、ちらほらといる時代錯誤のリーゼント。何だこいつらは。渋谷公会堂に近づくに連れて増えていくリーゼント。そして渋谷公会堂。人生でこれほどのリーゼントが介したシーンは初めて見た。一生分のリーゼントは見た気がする。
グッズを買ってから入場。
bso_logo
ステージ幕にはbsoのロゴマーク!カクテルグラスにたぶんチェリーを模してるsが刺さってるデザイン。おっしゃれ〜。こういうロゴとはぜんぜん違う雰囲気。そしてJazzバンドでよく見かけるガード付きの椅子(なんていう名前かしらない)。

オープン!

ライトが落ちてビッグバンドのメンバーが入場。ウッドベースがシルバーでかっこいい。そして豊満なコーラス女性が2人入場。ドラムがリズムを刻み始めると、ギターを抱えてBrianの入場。

1曲目はThis Cat’s On A Hot Tin Roof。1曲めからノレる曲。

続いてDrive like lightening – Crush like thunder。アップテンポが続く。
ここまでは覚えてるけどここからは曲順を覚えてない。正直、1曲めと2曲めがこの曲なのかも怪しい。他にも、Dirty BoogieやStray Cat Strut、Runaway Boys、Jump Jive An’ Wailなどをやっていたことは覚えてる。あと新曲も。アンコールのRock This TownまでノンストップのBrianだった。
Jazzのビッグバンドというとどうも、神妙な顔して静かに何かに頷きながら聞いてるイメージがある。全くそんなことない。叫びまくりの歌いまくりで非常に楽しいライブだった。
途中、ギターとウッドベース、ドラムの3人だけがステージ中央に陣取り、ブラス隊ははけていたことがあった。いわゆるロカビリー編成。ブラスがないので華やかさは抑えられたが、逆に荒々しい面が前面に押し出されていた。そしてBrianはバスドラムの上に立ち、ベースを煽る。お前も上がれよ、と。困った顔しながらベーシストはウッドベースの上に立った。曲芸!
Brianは今年55歳。タレ目が似合うイケメンだったのも今は昔。今や好々爺。だが、歳を撮ってもステージ上ではダックウォークをやったり、足を大きく開いてギターを掻き鳴らしたり若さあふれるパフォーマンスをしていた。
演奏に関してはピッキングが多かった。エッジの効いた音作りをしていて、アタック音がとても強いサウンド。そう考えるとそれをより際立たせるためにピッキングが多くなるのかな、と推測してみたり。逆にSleepwalkではDelayの効いたコードワークが美しい曲を朗々と演奏していた。
総じて、非常に楽しいライブだった。また行きたい。

購入物の自慢

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ループタイ。箱が良くて出したくない感じ。
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Tシャツの表。

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